一日一磨き日記

毎日一歩ずつきれいな暮らしを実現します

50代からのクローゼット整理術

■じつは激動の・・・クローゼット事情

現在の私のクローゼット。見事に無彩色。モノクロでも一切問題ない感じ。

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ちなみにこちらは4年前の2020年ごろ。↓びっくりするほど変化がない…。

 

並べてみても、まるで変化がない? でも、実際は8割ぐらい入れ替わっている気がします。

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じつはこの間、買っては手放していった服はかなり多かった。

私は今、49歳ですが、服に対する基準が年々(いやになるほど)明確になっており、手放す服へのジャッジがすばやい&厳しいものになっているのを実感します。

 

■50歳を過ぎたら、辞めたいこと

一見すると平穏なのですが、実際は出入りが激しかった私のクローゼット。その反省から、ここに至って私が決めたことが2つあります。

 

その1 ネット通販で服は買わない

この4年間、私がどハマりしていたインターネットショッピングがあります。それはベイクルーズのファッション通販サイト。Deuxieme Classe、IENA、Spick and Spanなど今っぽいブランド目白押しのアパレルグループです。

ベイクルーズブランドの魅力は、パターンが洗練されていることだと思います。ニットやシャツ1枚とっても、ベーシックなパターンではなく、肩が抜けていたり、裾が長かったり、なにかしら抜け感トレンドを感じさせるパターンなので、着るだけでおしゃれさんの仲間入りができたような錯覚(?)を感じさせてくれます。

毎月のように注文しては、ワクワクを楽しんでいましたが、それなりに失敗と成功を繰り返して、感じたデメリットは下記の通り。

 

☠️ファッション通販のデメリット☠️

☑️ジャッジが甘くなる

すでに注文して家に届いてしまった手前、返品作業が面倒で、リアル店舗の7〜8割ぐらいジャッジが甘くなる気がします。その甘さゆえに、到着後数週間経ってから気に入らない点ようやく自覚することも。

☑️手にしないと、わからないことがある

レビューやサイズ表、着用写真を吟味して、色味サイズ感は見極める目はそれなりに養われます。一方、写真からはわからないのは、重量感質感、着心地

この冬、コートを買ったのですが、重い動くと音がするホコリがつきやすいの3点がど〜うしても我慢ならず、1ヶ月以内に手放しました。あと20歳若ければ、見逃したかもしれない。でも、服にうるさくなり、体力低下から「おしゃれは我慢!」と言い切れないアラフィフには、我慢ならないことが増えています。

☑️自分を客観視できなくなる

いいな!と思う服に出会って、意気揚々と試着室でフィッティング。

あれ?シルエットが似合わない?色が似合わない?よくわかんないけど似合わな〜い!汗をかきかき、しどろもどろで店員さんに言い訳を言って、こそこそ撤退!

ネットショッピングの良さは、そんなダメージリスクが激減すること。もちろん家でも“試着”するのですが、試着室の環境、店員さんの目に晒されないことは「似合わない」自覚は薄いんじゃないかな…と思います。

これ、私がネットショッピングにハマった真の要因かもしれません…

でも、似合わないからこそ、サイズを変えたり、シルエットを変えたり、店を変えたりして自分と合わせてみる試行錯誤するからこそ、出会える1着ってある気がするんです…。ネットショッピングのほうがたくさんの服をチェックできるのですが、「自分と合わせてみる」機会は激減しているんですよね。

 

その2 プチプラは避ける

この4年間、プチプラもよく買ったな〜。ネットでユニクロのアレがいい、GUのコレがいいかと記事を見ると、つい気になって見に行っちゃう。もちろん、実際に見ると質感やシルエットが想像と違っていたりして、買わないこともありました。でも、安いから、「とりあえず買い!」「迷ったら色違いで買っちゃえ」的に財布の紐が緩みやすいのは確か。そういう服って結局あんまり大事にしないんだよなあ。

そして、なにより激安服を買わなきゃいけないほど、お金に困ってない。むしろ予算はある。なのに、安いほう安いほうへと吸い寄せられちゃうのはなぜだろ(笑)。

安い服じゃみすぼらしく見える、若い子と被る、というのは、言い尽くされている気がするのであえて触れません(笑)。

 

一昔前、某ファッションスタイリストが流行らせたアクアスキュータムのトレンチコート。憧れて買ったけど、骨格ストレート・ブルベ冬の私には絶望的に似合わなくて、着るたびに夫に「とっつぁん!」と言われまくった呪いのコートです。

当時12万円ちょっとで買って、似合わないからお直しに出して4万円。その後も着こなせず、美品のままリサイクルショップに売り払いました。金額は記憶から抹消しているので覚えていません。戒めのために貼ってみました。

あ、これネット通販でもないし、プチプラでもないですね。リアル店舗でじっくり試着して、大枚叩いて買っても、失敗する。これがファッションの怖いところです…。

 

■いい服との出会いを求めて、リアルな旅に出る

ネット通販で服は買わない

プチプラは避ける

この2大ルール、絶対的なルールではありません。近くにお店がなくてどうしてもほしい服はネット通販で買うこともあるだろうし、プチプラはインナー類は結構使っているし、プチプラの中にもいい出会いもたしかにあります。例外はもちろんある。

ただ、この2つを念頭に置き、ネット通販やプチプラに逃げずに、なるべく服を求める旅に出かけることで、ファッション筋の低下を避けたいというのが狙いです。

 

■慌てて買わないといけない服は…(ほぼ)ない!

50代からの…と題したのは、50代近くなるとね、服って残念なことに(?)ひと通りあるの。季節が変わるたびに「春用コート欲しいな」「ブーツ欲しい」「コットンニットほしい」とか思うんだけど、もうクローゼットにあるんだよね!!!もちろん流行は変わっているから、見直しは必要なんだけどさ。

要するに、慌てて買わなきゃいけない服はほとんどない年齢だということ。礼服だってちゃんとある。唯一、ドレスは…ない!

だから、ネット通販やプチプラに安易に走るのはもうやめよう。むしろ、自分が不快・合わないと感じる服を徹底的に見直して、そして見直しで旬が過ぎたものは潔く手放し、スリム化を図っていくお年頃だと感じています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。