毎日少しずつおうちをきれいにするキット
日々お掃除しているつもりでも、気がつくとホコリや汚れがたまってませんか?
ええ、ようするに…掃除が「行き届いていない」んですがね。
日頃のプラスアルファ、気がついた時のこまめのお掃除が大事なんですよね。
すぐ手の届くところに掃除用具がないと、ついつい後回しになってしまうんです。
そこでキットをつくりました!
無印で深めのBOXを買って。
深めは必要に応じてバケツにしたいから。
それと置き場所の面積を取らないから。
フタが合って、積み重ね可能なのも大事!
中身はこんな感じ。
ゴム手袋、ホコリとりモップ、洗剤、ハケ、歯ブラシ。
さらにポイントは、古紙、Tシャツのハギレ、アルコール、除菌スプレーなど再利用アイテムたち。
新聞をとらなくなると、汚れてもいい大判の紙に困りませんか。タブロイド版のチラシがあると、とっておくようになりました。
粘っていた家用のTシャツもようやく次の奉公先が…。最後まで使い切りたいと思います。
アルコールや除菌スプレーは、とうに期限が切れたアルコールと、コロナ初期に買った怪しげな除菌スプレーです。
掃除に使うぐらいならいいんじゃないかしら。
とりあえず掃除を強化したいので、リビングに置いています。
めざせ!大掃除の必要ないキレイなおうち!
グリーンは“株分け”して楽しもう!(シダ植物編)
少しずつ家にグリーンを増やしています。
植物を長く育てていると必ず直面するのが「ぐんぐん育った植物どうするか問題」。
皆さんどうされているんですかね…
大きい鉢植えに移すと、どんどん重たく&大きくなるし…。
私は基本的に「株分け」して増殖させています。
もともと一つだったシダ植物の鉢植え。
山梨にドライブに行った時に園芸店で買った鉢植え(左)を、2つに分けました。
モサモサになってきました。
新宿駅東南口のおしゃれショップ「TODAY'S SPECIAL」で鉢と花瓶を買いました。
すごく大好きな店で、新宿を利用するときはほぼ立ち寄っています。
かなり雑に引っこ抜く! こんなんでいいの?
秒で蚊が寄ってくるので、雑になってしまいました…。
鉢はプラスティック。軽いうえに、水抜きの穴がある。
経験上、水抜きの穴がない鉢は植物が長持ちしないと感じています。
今回ハンギングする予定なので、ぴったり!
鉢植え作業をしていると、さっそく猫が寄ってきて、葉を噛みちぎり始めました…
うちのニャンズは、柔らかめの葉っぱはことごとく噛みちぎるので、ハンギング必須なのです・・・。
(たぶん)夫が買って6年ぐらい眠っていたセラミス・グラニューの土を使いました。
水切れがいいので、これなら底石入れなくてもいいみたい…。
なんや便利やん!!!
*セラミス・グラニュー
粘土を焼いて作られた室内園芸用の土。多孔質で適量の水を与えると吸収して保水する。土の代わりに使うと、植物は必要なときにセラミスグラニューが含んだ水を必要な分だけ吸収できます。そのため、観葉植物に起こりがちな水の与えすぎによる根腐れが防げる。
セラミスグラニューとは?観葉植物の植え替え方法やカビの対処は? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap
できました!ちょっとスカスカだけど、これからスクスク育ってくれるでしょう。
ちなみにマクラメ(ハンギングのヒモ)も、3〜4年前に3本セットで買ったものの、軽くて底穴がないちょうどいい鉢がなくて、2本を持て余していました…
おうちにある植物を株分けで増やし、持て余していた土とマクラメを使い切る!
これこそ、一日一磨きにふさわしい、あるもの活用術です。
自由になりたければ「型」にハマれ!?
■自分の「型」を知ろう!
骨格診断&パーソナルカラーってご存じでしょうか。女性はけっこう知っている方が多いと思いますが、自分の骨格や似合う色から、ファッションやメイクの参考にする診断方法です。(もちろん男性もあてはまります)
ちなみに私は、骨格ストレート、パーソナルカラーはウィンター(冬)。あまり多くないマイナータイプであるようです。
たかだが3タイプだか4タイプに自分をはめ込む…わけですが、私の場合、自分の診断結果を知ったことで、むしろ自由になれた!のです。
■流行や常識にダマされてきたファッション人生
世の中には、ファッションの流行や常識があります。
たとえば、黒。私は20代の頃は黒のタートルネックが好きでよくきていたのですが、世間の年上の女性が「若い時はいいけど、歳をとると黒は厳しい」などと言うのを間に受けて、30代ではほとんど着なくなりました。ところが、パーソナルカラーではウィンターは唯一、黒が似合うらしいのです。思い切って昨年冬から黒のタートルを着始めたのですが、肌が白く見えるし、引き締まってみえます。なんだよー!騙されたよー(勝手に)。
ベージュのトレンチコート。こいつには四苦八苦させられました。雑誌やファッション本ではすごく素敵なのに、私が着ると、夫に「とっつぁん!」と言われます。
いや、とっつぁん似合っているぞ。むしろとっつぁんといえば、トレンチコート。
イエローを含んだベージュ、トレンチ特有のゴテゴテしたシルエットは、骨格ストレート・ウィンターには、鬼門だったんですねえ…。
そんなこともつゆしらず、苦しみました。どうやってもベージュのトレンチコートが似合わない!!!!
10年ぐらいに約12万円で買ってしまったアクアスキュータムのトレンチ(今では16万円ぐらい!)私が着ると、とっつぁんです。捨てたい。しかし、値段が値段で、すごく生地がいいもんで(ほとんど着てないので10年近く経っても美品)、手放すことができず、今も苦しみの最中です(笑)。→最近、自分のパーソナルカラーに合わせる突破口を見つけたので、それはまたあとでレポートします
■流行や常識に、自分の「似合う」はない
骨格・パーソナルカラーを知る前の私は、世間の流行や常識になんと振り回されていたことか…。そして、骨格診断やパーソナルカラーが教えてくれる「私に似合うシルエット・色」は、過去に「似合うね」と人に褒められたものばかりだったのです。答え合わせをしているようで、非常に納得の連続でした。
これでもう流行や世間一般の常識に振り回されずに、自分にとっての「似合う」「きれい」を追求できるなという安心感、自由は大きいです。
もちろん、自分の似合うものの枠内から選ばないといけないという不自由を感じることもあるかもしれません(私の場合、茶系は最悪です)。でも、見た目でいいなと思った服でも、着ると自分が映えないんですよね。似合うと好きは違うんだと思います。そして、「似合う」を見つけてあげることで、自分の個性が輝くのだと思います。
もちろん、かならずしも枠内からしか選べないわけではありません。去年はどうしてもキャメル色のウールジャケットが欲しかったので、インナーに黒のタートルを着て、肌と隣り合わせ部分に似合う色をもってくることで着こなせました。
骨格診断とパーソナルカラーは、流行や常識から自由になるための方法だと思います。
ちなみに私は骨格診断は専門家に診断してもらっていますが(たまたま仕事で居合わせて)、パーソナルカラーは自己診断です。黒髪が似合う(茶髪が似合わない)、これまで似合うとたびたび言われた色が赤・黒・紺・白。自分が着ていてしっくりくるのが、白、グレー、水色、黒、赤、ローズピンクであることから、誰がなんと言おうとウインターですw。パーソナルカラーは、わりとこれまでの人生経験を振り返ると見えてくると思います。
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朝のルーティン
■歯磨き→白湯という快の朝ルーティン
朝のルーティンはきっと誰しもが持っているものだと思います。
私の場合、朝起きたらまず歯磨きです!1日の中でお口の中が一番バイキンだらけなのはいつだと思いますか?それは朝なんです!
アーユルヴェーダ的には、朝起き抜けの口の中にはアーマという老廃物がいっぱいで、それを放置して食事などを始めると体に悪いものを取り込んでしまうことを意味するのだとか。
ということで、朝起きたら洗面所に直行!舌や口の中を歯ブラシで軽くお掃除します。
次は、猫のご飯を準備するのですが、同時にお湯を沸かして白湯を飲みます。
朝起きたら、歯磨き→白湯は私の朝の絶対的なルーティン。
でも、習慣化しようなどと思ったことはなく、単純に気持ちいい(あるいはしないと気持ち悪い)から続けているだけで、完全に快のルーティンなのです。
■「楽しいから」「気持ちいいから」始めたくなる
朝のルーティンにあらたなルーティンが加わりました。
それはヨガ!太陽礼拝!
なんだろう、朝のレッスンで太陽礼拝を行なってから、次の日から朝早く目覚めるようになってしまいました。たぶん体が「また!あの!太陽礼拝とかいう気持ちいいやつ?やってくれよ!」って要求しているんだと思うw
多分私は12年ぐらいホットヨガを細々と続けてきた(途中でやめた時期も何度かある)のですが、一度も自発的に朝ヨガをやろうなんて思ったことはありませんでした。コロナがなければ、自宅でヨガをやることもなかった。
それは、私にとってヨガは単なるエクササイズであり、体のために半ば無理やり?やらなければいけない行為だったからです。だから一人ではやらないし、やらないといけない環境に身をおかないとできなかったのです。
でもなぜか、先日の朝のヨガから、朝ヨガをやるようになりました。ほんとうは一人で黙々とやりたい(これも大きな変化!)のだけど、まだマスターしていないので、Blifeのまりこさんの太陽礼拝の動画を見ながら行なっています。
↑とてもわかりやすく、朝の公園がめちゃ気持ち良さそうです!
■習慣化は「快」のスイッチが大切!
何かを習慣化したいとき、いっちばん大切なのは「快」のスイッチです。「頑張る」「自分に課す」という習慣は、(私の経験上は)まず続かない。
ただ、楽しい・快感であることだけが大事です。逆に言えば、楽しい・快感でない習慣は、自分にとって必要じゃない!ぐらいに思っていい。…という結論に達しました。
いろんなことにチャレンジする。その中で自分が単純に楽しいと思ったことだけを残していく。そうすれば、誰しも良い習慣が身につくのではないかと思います。
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ライフワークの見つけ方
■仕事が趣味人間。
ライフワークとか趣味ってありますか?私はありませんでした。
いうなれば、仕事が趣味😭😭😭
リタイアしたら、やることがなくなっちゃう。=だったら一生仕事すればいいんでは?と思っていたぐらいです。
(仕事大大大好き!!というより、考えるのが面倒なので半ばやけっぱちですw)
仕事は、自分の承認欲求も満たせるし、達成感も得やすいし、お金も入る。それに社会とも関われますね。
こんな好都合なライフワークはない、と思います。
ということで、他にやることもないので、私は仕事一筋で生きていました。
■ライフワークは心を強くする
が、そんな私にもライフワークができそうです✨✨✨✨それは…ヨガ!!!
ホットヨガ歴は10年以上におよびます。でも、私にとってヨガはあくまでエクササイズ。仕事の運動不足を解消するためのもの。そして、当然仕事が忙しければ頻度は激減するので、万年初心者状態でした。
コロナで、オンラインヨガに切り替えました。そして、先日朝のレッスンを受けてみたのです。テーマは「太陽礼拝」。さんざんヨガクラスでもやってきました。いわゆるチベット仏教の五体投地みたいなエクササイズ⬇️(大変雑な説明です)、うつ伏せになったり、立ち上がったり、いろんなポーズを繰り返していくのでめっちゃ忙しない。正直、好きじゃないヨガでした。
しかし、本日画面越しに先生に呼吸法を教えてもらい、太陽礼拝に及んだら、終わったあとめっちゃ気持ちいい。なんだこれは?
はじめて朝にやったのが良かったのかもしれません(太陽礼拝は朝のヨガ)。
先生が「太陽礼拝は動く瞑想と言われます。私は10年以上、毎朝やっているけど、毎朝気づきがあって飽きることがない。ますます深まっていくんです」という話がよかったかもしれません。
とにかくこの気持ち良さは異次元で、終わったあと、私はモヤモヤや不安が一切吹き飛び、「ヨガがあれば生きていける」ぐらいの自信満々・意気揚々とした気持ちに包まれていたのです。
そう、私の心はいつも不安や心配が心を占めています。今年も売上を維持できるか、実家の父は大丈夫か、夫の仕事は大丈夫か……そんなことをクヨクヨと考えながら、朝のカフェに向かっているのです。そうした気持ちが一切吹き飛んだのです。
10年以上ヨガをエクササイズとしてやってきましたが、こんな日がくるとは思いませんでした。
というわけで、私はヨガに目覚めてしまったかもしれません🤩
これから私はヨガを続けていく
そう考えるだけで、いろんな不安や迷いごとが心から消えて、
人生がシンプルになって自分が満ちてくる気がします。
ああ、これがライフワークの力なのか????
ライフワークは心を強くする。そんなことを感じた朝でした。
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私がミニマリストを辞めた理由
■断捨離のリバウンド王!ここにあり!
ミニマリストを目指していた頃。(…全然ミニマリストじゃねえ!)
持ち服10着のミニマリストにめっちゃ憧れていたワタクシ…
思えば、断捨離という言葉に出会って早10年近く。私は断捨離の山下先生も、ミニマリストの佐々木さんも、お仕事でお会いしているぐらい“ご縁”があるはずなのですが。
服を捨てては、いつのまにかまた増えている!というリバウンドをせっせと繰り返してきた私です。
あのさ、棚が空くと「ここにまた新しい服を置ける、うひひ」と内心思っちゃう私。どーしょもないです。
■ファッションはいろんな場所へ行く基本装備
私がなぜミニマリストを辞めたか。服を断捨離して絞っていく中で、私の中で“矛盾”が生まれていたのです。
私は仕事で、社長からお医者さん、会社員、農家の人まで、いろんな人に会うし、嵐の日も炎天下の日も出かけることがある。そんなときに、たった10着の“引き出し”で対応できるのだろうかという不安です。
たとえば、社長なら、一部上場企業の社長であることもあれば、今をときめくベンチャー企業の若手社長であることもあります。社長のスタイルも違えば、社内で働いている人たちも全然違う。当然、そこに飛び込む私の服装も同じではありません。そうした内側に入っていくうえで、服装は私の自己表現でもあり、基本装備でもあるのです。
あるいは、仕事の場所も、1日中室内でぬくぬく過ごすこともあれば、吹きさらしの野外でほぼ終日というときもあります。さらっと羽織れるアウターひとつとっても、春秋用、夏用、冬用と少なくとも3パターンは必要だわ!と思ってしまうのです。
私が憧れてずっと見続けていたミニマリストさんは、専業主婦でした。ブログを見るかぎり、趣味のおでかけもなく、子どもも大きくなって学校行事もなく、おうち時間が大好きで、ライフスタイル自体も驚くほどミニリマスト。そんなライフスタイルならば、10着で生きていくのは可能かもしれない。
そう、彼女と私はあまりに生き方がちがいすぎた。彼女をお手本にミニマリストを目指すことは「自分をなくす」ことに近かったのです。
■いろんな自分に出会いたい!
ようやく自分はミニマリスト向きの生き方じゃないと気づきました。こういうのってファッションでも、たびたび体験してきた気がします。
誰かが着ているフリルのワンピース、すごく素敵に見えて自分も着てみたら、なんか全然イメージとちがっていて結局、全然着なくなっちゃった…。
いろんな場所に行って、いろんな人に会って、自分を広げたい――そう思う私にとって、ミニマリストは無謀すぎた。
もちろん私にもっと確固とした自分のスタイルや強いハートがあれば、「どこへ行くのも同じ服」で一貫した自分らしさを表現できるかもしれません。
でも、私はできるだけ相手のふところに飛び込んで仕事をしたいと考えています。
一部上場の企業の社長さんを訪ねるときは、周囲の社員さんたちを不安にさせず、また、社長に対して礼を欠く服装にならない、それでいて自分の職業や女性らしさを感じさせる服装を意識しています。農家の人を訪ねるときは、相手が身構えずリラックスして話ができて、しかも私の服が汚れるとか余計な心配をさせない服装。
そういう装いをすることが自分の自信にもつながるし、相手とのつながりを深めると私は考えています。
ミニマリストを目指さなくていいと気づいてからは、いろんなファッションで自分を試してみたくて、今まで着なかったロングカーディガンを買ったり、あるいはMA1ブルゾンを買ってみたり、いろんな自分を楽しんでいます。
コロナで外出の機会が減っているのに……いや、外出の機会が減っているからこそ、あえてファッションを楽しみたいのかも。私は。
長かった…。自分の生き方は、服装のミニマリスト向きじゃないと気づくまでが。
雑誌やブログに載っている素敵なファッションのお手本が、私の素敵にかならずしもつながらないように、生き方やライフスタイルって本当にオンリーワンなんだな……と思った次第です。
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隣の芝は青く見える。ときの対処法とは?
■ここではないどこかへ行きたい病
伊豆方面にドライブに行ってきました。
オーベルジュで食事をしたり、漁港に立ち寄ってとれたてのお魚をいただいたり。帰りはたんまりと干物や野菜、果物を買って帰路につきました。
訪れたオーベルジュは別荘地内で営まれている隠れ家的な場所なのですが、素敵な場所に旅行に出かけると私は決まってこういう会話を始めます。
「歳とったら、こういうところに家を買って移住するのもいいかもね」
「そうしたら毎日何をする?」
「ときどき東京に行くのもいいよね。そうすると今の家は残す?」
(今思うと、夫は毎回この夢見話の相手をよくしてくれていると思います…)
田舎にある家や、風光明媚な場所にある家、あるいは家族が大勢住めそうな大きな家、お庭の広い家を見ると発動してしまう「うらやましい」病、あるいは「いいな〜」病。
もしかしたら、私、いろんなコトやトコで、この「いいな〜」病を発症させているかもしれません。
ちなみに最近発症させてたのは、桜の見える家いいな〜病。マンションのベランダが街路樹の桜の間近にあるお宅ってあるじゃないですか。そういうお家を見上げて「家から桜が見えるのいいなあ〜」ってうらやましがっていたのです。
ところが❗うちも桜の見える家だったんです。寝室のマドからお隣の桜がばばーんと見えます。リビングとかキッチンとかじゃなかったから、私の中でうちは「桜の見える家」扱いじゃなかったのです。
キッチンでご飯を食べながら桜を眺められない、お友達を呼んで花見はできない。だからうちは、ほんとうの意味では「桜の見える家」じゃないと。
この例はあまりにアホすぎる、かもしれません。でも、こういうことって実はいっぱいある気がするんです。
うちの車は、お隣さんみたいな高級車じゃないから恥ずかしい。
うちの夫は、友達のところみたいにたくさん稼げないから、頼りにならない。
ちゃんと「持っている」のに、自分の理想と違うから「その価値を認めていない」こと。
■「いいな〜」病と付き合っていく方法
おそろしいことに、私たちは、自分が手に入れてしまったもの、当たり前にあるものは「小さく見える」という習性があります。
お金持ちの家に生まれた人は、例えば子どもの頃から海外旅行に行くことを大したことだと思わないでしょう。美しく生まれた人は、だれかに「きれいだ」「美人だ」と褒められることには飽き飽きして、もっと違う自分の価値がほしいと思うかもしれません。
私は、学生時代から「東京に一軒家をもちたい」と夢見てきました。自分としては「大それた夢だ」と思っていましたが、実際に大人になって、自分の力で東京23区に家を買うことができました。
ところが。東京って場所は、お金持ちがじつにたくさんいるんですね。車が2台置ける家、広い庭の家、建築家がデザインした家、そんな家を見ていると、なんと我が家が小さくしょぼく見えてくることか。
自分が手に入れた途端、だんだんと慣れてやがて「つまらないもの」になり、また私はいいな〜病を発症していたのです。
私が家をきちんと整えようと意識しているのは、今自分が持っているものの価値に気づくためでもあるのです。
きれいに快適にして「やっぱりいい家だ」「自分にとって最高だ」と自分に気づかせてあげるため。そうすることで、今あるものを最大限に活かせるし、より自分が幸せに近づくことができる。服にしても、見た目にしても、能力にしてもそうだと思います。
しかし、私は「いいな〜病」という、(たぶん)不治の病にかかっています。
これからの人生も「いいな〜病」を何度も発症させていくと思うし、いいな〜病があったから今のワタシがある一面だってある。
いいな〜が発症するままに身を任せない、あるいはいいな〜と思うなら自分で実現する努力を始めるなど、症状に応じた対処療法をしていくしかありません。
私にとって、家を整えたり、服を整えたり、自分を飾ったりするのは、すべて自分が自分であることに満足するための方法なのです。そのうち何もしなくても、自分に満足する境地に至るかもしれませんが。それはもはや悟りに近いかもしれません(笑)。
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