一日一磨き日記

毎日一歩ずつきれいな暮らしを実現します

私がミニマリストを辞めた理由

■断捨離のリバウンド王!ここにあり!f:id:kanacco11:20200828160953j:plain

ミニマリストを目指していた頃。(…全然ミニマリストじゃねえ!)

持ち服10着のミニマリストにめっちゃ憧れていたワタクシ…

思えば、断捨離という言葉に出会って早10年近く。私は断捨離の山下先生も、ミニマリストの佐々木さんも、お仕事でお会いしているぐらい“ご縁”があるはずなのですが。

服を捨てては、いつのまにかまた増えている!というリバウンドをせっせと繰り返してきた私です。

あのさ、棚が空くと「ここにまた新しい服を置ける、うひひ」と内心思っちゃう私。どーしょもないです。

 

■ファッションはいろんな場所へ行く基本装備

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私がなぜミニマリストを辞めたか。服を断捨離して絞っていく中で、私の中で“矛盾”が生まれていたのです。

私は仕事で、社長からお医者さん、会社員、農家の人まで、いろんな人に会うし、嵐の日も炎天下の日も出かけることがある。そんなときに、たった10着の“引き出し”で対応できるのだろうかという不安です。

たとえば、社長なら、一部上場企業の社長であることもあれば、今をときめくベンチャー企業の若手社長であることもあります。社長のスタイルも違えば、社内で働いている人たちも全然違う。当然、そこに飛び込む私の服装も同じではありません。そうした内側に入っていくうえで、服装は私の自己表現でもあり、基本装備でもあるのです。

あるいは、仕事の場所も、1日中室内でぬくぬく過ごすこともあれば、吹きさらしの野外でほぼ終日というときもあります。さらっと羽織れるアウターひとつとっても、春秋用、夏用、冬用と少なくとも3パターンは必要だわ!と思ってしまうのです。

私が憧れてずっと見続けていたミニマリストさんは、専業主婦でした。ブログを見るかぎり、趣味のおでかけもなく、子どもも大きくなって学校行事もなく、おうち時間が大好きで、ライフスタイル自体も驚くほどミニリマスト。そんなライフスタイルならば、10着で生きていくのは可能かもしれない。

そう、彼女と私はあまりに生き方がちがいすぎた。彼女をお手本にミニマリストを目指すことは「自分をなくす」ことに近かったのです。

 

■いろんな自分に出会いたい!

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ようやく自分はミニマリスト向きの生き方じゃないと気づきました。こういうのってファッションでも、たびたび体験してきた気がします。

誰かが着ているフリルのワンピース、すごく素敵に見えて自分も着てみたら、なんか全然イメージとちがっていて結局、全然着なくなっちゃった…。

 

いろんな場所に行って、いろんな人に会って、自分を広げたい――そう思う私にとって、ミニマリストは無謀すぎた。

もちろん私にもっと確固とした自分のスタイルや強いハートがあれば、「どこへ行くのも同じ服」で一貫した自分らしさを表現できるかもしれません。

でも、私はできるだけ相手のふところに飛び込んで仕事をしたいと考えています。

一部上場の企業の社長さんを訪ねるときは、周囲の社員さんたちを不安にさせず、また、社長に対して礼を欠く服装にならない、それでいて自分の職業や女性らしさを感じさせる服装を意識しています。農家の人を訪ねるときは、相手が身構えずリラックスして話ができて、しかも私の服が汚れるとか余計な心配をさせない服装。

そういう装いをすることが自分の自信にもつながるし、相手とのつながりを深めると私は考えています。

ミニマリストを目指さなくていいと気づいてからは、いろんなファッションで自分を試してみたくて、今まで着なかったロングカーディガンを買ったり、あるいはMA1ブルゾンを買ってみたり、いろんな自分を楽しんでいます。

コロナで外出の機会が減っているのに……いや、外出の機会が減っているからこそ、あえてファッションを楽しみたいのかも。私は。

長かった…。自分の生き方は、服装のミニマリスト向きじゃないと気づくまでが。

雑誌やブログに載っている素敵なファッションのお手本が、私の素敵にかならずしもつながらないように、生き方やライフスタイルって本当にオンリーワンなんだな……と思った次第です。

 

 

  

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