一日一磨き日記

毎日一歩ずつきれいな暮らしを実現します

その美意識は、自分のためにある

■美意識とは、心の栄養

ちょっと風邪引きました。といっても、咳も鼻水もなし。金曜の夕方から喉が痛くて熱っぽく、日曜の午前中まで調子が出ませんでした。

私はだいたい「喉→咳→鼻水」と推移するのですが、なんとか初期で押しとどめました。ほんと、風邪で寝込むってイヤだから。

わかってる。原因は金曜日に半袖で出かけたこと。だってニュースで「夏日、夏日」っていうから…。そしたらけっこう肌寒かった…。この季節、服の調整むずかしいですよね?

そして私は悟りました。寒いよりは暑い方がマシ。なるべく上着は持ち歩きます…。

ということで、この約1日半、私には珍しく家に閉じこもり、ネットサーフィン→寝る→仕事→寝る→読書→寝る→仕事→寝る→ネットサーフィンという永遠のループを彷徨っていました。

そして延々とつづけたネットサーフィンと読書から得たもの。これからは自分の美意識に従ってなるべく生きよう、と思いました。

美意識。けっして高い方ではありません。むしろ確実に低いほう。他人からも「美意識が高い人」には見えてないと思います(断言)。

そういうものとは、私は縁がないと思っていました。そもそも私は美意識についてまともに考えたこともなかった。人前に出る時は必ずメイクをするとか、流行語やスラングは使わないとかホテルはラグジュアリーしか泊まらないとか、その程度のものぐらい?としか…。

でも、ふと思ったんです。美意識って自分のための心の栄養だったんだって。

■主体的に、自分の良心にしたがって生きる

美意識って、外観からほぼわからない、ひたすらに「自分のための行い」だと気づいたのです。たとえば…

お手洗いでペーパーで手を拭いた後、そのペーパーで洗面台をさっと拭く。

一人の簡単なご飯でも、きれいにお皿に盛り付けてゆっくり感謝して食べる。

座っている時、立っている時、姿勢を伸ばす。

ただのメモ書きでも、きれいに書いて丁寧に扱う。

言葉を発する前に、その人の気持ちになって考える。

時間を見つけて、好きな本を読み続ける。

 

はた目には、昨日とほぼ変わりのない、いつもの私。

でも、心の中は、自分はこうありたいという良心に従っている。

それは、人によく見られるとか、スキルや知識が高まるとかが目的ではなくて、自分のため、自分の良心や心地よさのため。そういう主体的な生き方だったんだ、と悟ったのです。

美意識に従って生きると、たとえお金がなかったり、望んだ立場になかったとしても、きっと心はしゃんと立つと思います。

上に挙げたのは、私の中で気づいたほんのささやかな「ありたい美意識」です。こうした美意識の小さなポイントを見つけて、「自分のため」に従う。

良心とも似ているのですが、良心はちょっと利他的な意味合いが強い気がするので、やっぱり美意識。あくまで利己的なものなんです。誰も気づかなくていい、ただ自分の満足のためです。そんなふうに1日1日を過ごしていこうと心に決めた週のはじまりでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。