■誰もが「引き寄せの法則」を使って生きている?
私はいわゆる「引き寄せの法則」でなんとかここまで生きてきた、といっても過言ではないでしょう(なんか偉そう)。
志望校は「前の日に勉強したところが出た」という幸運によって実力以上の学校に入りましたし、今の仕事は、17歳のときに夢見た仕事です。地方出身者ですが、東京23区で一戸建てに住むという夢も叶えました。もうこれは学生時代から、自分がやりたいと思ったことは全部できると思って、人より劣っているのに、あきらめなかったからだと思っています。
まあ、もちろん叶わなかったこともありますけどぉ…コホン。←わりとここ大事!
きっと多くの人たちが、多少なりとも「自分が思ったような人生を歩んでいる」んじゃないでしょうか。でも、「思い通りにならなかった」ことも探せばいっぱいある。
「強く思う」ってなかなか難しいんですよね。
「○○になりませんように!」と願えば、○○を引き寄せちゃうらしいし、「潜在意識からごっそり変えなきゃ意味ない」とも言います。叶わなかったことで、自分の想いが足りなかったんだと自分のせいにしちゃうこともあります。「思い通りにならなかった」んじゃなくて、潜在意識ではそれを望んでいなかったんだ、とかね。潜在意識という自分ではつかめないものを出されると訳がわからなくなります。
引き寄せの法則めいたものは信じているけど、実際のところ方法論はよくわかってない――そんな私にとって目からウロコだったのが、『まったりしながら引き寄せる』でした。
この本の表紙からわかるように、頑張る必要はなく、ただくつろいで、楽しく暮らしていれば、なんでも叶っていくんだよ〜という本です。
そして、潜在意識のことは考えなくてヨシ!今、自分の意識さえコントロールできれば十分叶うんだよということを教えています。それはこういう理論のようです。
❤️「執着」を手放し、脳をリラックスさせると叶う
従来の引き寄せで陥りがちな「どうしても叶えたい!」という強い願いは、裏を返せば「今はそれが叶っていない(不足している)」という不安や執着(不足のエネルギー)を強化してしまいます。「叶っても叶わなくても、どっちでもいいや」「今のままでも十分幸せ」と肩の力を抜くことで、執着によるストレスや抵抗の波動をなくします。
❤️「今、心地いいこと」を最優先すると叶う
引き寄せの法則の基本である「自分の波動(感情)と同じものが引き寄せられる」というルールに基づいています。頑張って未来の目標にワクワクしようとするのではなく、「今、この瞬間にホッとする、心地いい、リラックスしている」という状態(=まったり)を意図的に作ります。「お気に入りのカフェで好きな飲み物を飲む」「ベッドでゴロゴロする」「好きな音楽を聴く」といった日常の小さな安らぎを徹底的に味わいます。
❤️ 「頑張る(Doing)」から「心地よくある(Being)」へシフト
「行動して現実を変えよう」と必死になる(Doing)のではなく、自分の内側の状態を良く保つ(Being)ことに集中します。
心がリラックスして満たされていると、インスピレーション(直感)が湧きやすくなり、結果的に「頑張っていないのに、なぜかトントン拍子にうまくいく」という流れ(フロー状態)に入りやすくなるとされています。
❤️ 潜在意識のブロックを解除して、自己肯定する
「私には無理かもしれない」という力みや、自己否定の感情が湧き上がってきたときも、それと戦おうとせず「そっか、そう思っちゃうこともあるよね」と、まったりと丸ごと受け入れる(自己受容)ステップが含まれます。これにより、潜在意識の抵抗が和らぎ、引き寄せがスムーズになります。
■最強なのは「自分の機嫌は自分でとる」
自己啓発本や人生を指南する言葉で、私がずっとモヤモヤしていたのが、「自分のエネルギーを吸い取る人から離れなさい」「付き合う人を選びなさい」「レベルの高い人たちと交流しなさい」というアドバイスです。
もちろん今、自分に害を与える人から距離を置くという選択は大切なことなのですが、「自分のレベルアップのために」という文脈で語られると、付き合う人を損得で選ぶ・人を上か下かでしか見られなくなっていく気がして、そういう生き方はあまりしたくないなあと思っていたのです。
この本では、そんな私の疑問に明快な答えをくれました。
エネルギーヴァンパイアは存在しない
実際にはあなたのエネルギーを奪い取ることができる人はこの世にはいません。あなたのエネルギーを奪い取ることができるのは、あなた自身だけです。
エネルギーヴァンパイアだと人を分類する癖を持ってしまうと、いつも相手のせいにするようになります。こうすると、自分自身の波動を調整して気分を高めようとしないまま相手を悪者にし続けてしまうので、進化したバージョンに自分の波動が追いつくことがありません。なのでもう一度同じような引き寄せが繰り返されることになり、さらにエネルギーヴァンパイアというレッテルを貼りたくなる人物が増えていくでしょう。
自分の波動、感情を相手のせいにするのではなく、自分の状態の責任を自分で取れれば、あなたは自由でいられます。それは今この瞬間何を考えるか、何にフォーカスするのかを選べる自由であり、それによって感情を選べるからです。
つまりは、「自分の機嫌は自分でとれ」ということですね。焦っていたり、混乱しているときはこれが結構難しいのですが。人に環境にも左右されずに、今の状態を最高にできるかどうかは自分次第。そんなことを教えてくれる本でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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