体重増加とともに、体に起きた驚きの変化とは?
私ごとですが、身長168cm体重52kgだった時代は、
体がめっちゃ柔らかいことが自慢でした。
前屈すれば、指先はつま先をゆうゆう20cm超えましたし、
海老反りすれば足の甲で目隠しができました。
どんな状態か、ちょっと想像つきにくいかもしれませんが・・・。
それがいつしか体重が増えて、60kg、そしてマックス67kgとなるにつれて、
体のあちこちが硬くなっていったのです。
そして、大好きなフットマッサージが痛いw
以前は心地よい痛さだったのが、痛くて辛い…となってしまったのです。
加齢といってしまえばそれまでですが、私の体、一体何が起こっているの!
「肥満→柔軟性低下→動脈硬化」という最悪ルートをたどる
実は、増えすぎた脂肪は血液やリンパ液の流れを悪くするのだそうです。
そして、体の柔軟性と動脈の硬さには相関関係があるのだそうな!
体が硬ければ硬いほど、動脈も同じように硬くなってしまう(=動脈硬化)リスクが高いのです!
ちなみに、体が硬いとこんなデメリットがあると言われています。
引用:
体が硬くなって太るのか、太って体が硬くなるのか、もはや鶏が先か、卵が先か状態ですが、体が硬いと良いことはゼロ!なことは、わっかりました。
やっていいストレッチとやってはいけないストレッチ
では、「今日からストレッチしよう!」そう思ったのは、私だけではないはず。
でも、待って!
私、太ると同時に、急にストレッチすると腰を痛めやすくなってたんだった・・・。
そう、良かれと思ってときどきストレッチすると、
かえって筋肉を痛めてしまうことが起きるようになっていたのです。涙
❌やってはいけないストレッチ
❎寝起きに無理なストレッチしない
起きてすぐは筋肉が固まっているので、前屈や開脚など大きな動きのストレッチはNG。伸びをしたり、軽く体をひねるぐらいにとどめましょう
❎長時間伸ばしすぎない
同じポーズを長時間やりすぎると、かえって痛めてしまうことが。20〜30秒程度にとどめて。そして、呼吸を止めないこと!
❎筋肉痛や腰痛などがあるときはお休みしよう!
血行が良くなって一時的に改善したように思うかもしれないけど、損傷した組織をさらに痛めて治りを遅くしてしまうことがあります
では、ストレッチしてもいいときは?
⭕️やっていいストレッチ
🔴お風呂上がりなど血行がよくなっているとき
体が温まり、血行促進されている状態で筋肉を伸ばすことが筋肉を痛めず、しかも効果を最大化するうえでポイントになります。ホットヨガもおすすめです!
🔴息を止めず、ゆっくり呼吸をしながら
伸ばすときは息を吐きながらが大原則。キープする間も、呼吸は続けて!息を止めると筋肉が緊張してしまうので、痛めやすくなり、十分に伸びません。自分で「ハー」と声を出しながら行うといいかもしれませんね。
🔴強い痛みを感じるまで伸ばさない
これやりがちー。痛みがあると、効いてる気がして頑張っちゃうんですよね。気持ちいいぐらいの痛みに止めることがポイント。無理をしている見極めポイントとして、筋肉が震えてくるのは伸ばしすぎている証拠なんだそうです。
体が柔らかいと、太りにくくなる医学的事実
ちなみに!
体が柔らかいと、自然とエネルギー消費が高まる=やせやすくなるのだそう!
私たちが1日に消費するエネルギーは、呼吸や血流、脳活動といった生命維持に必要な「基礎代謝」が60~70%を占め、10%は消化吸収で消費される「食事誘発性熱産生」、そして運動などで消費される「身体活動代謝」が20~30%を占めています。
身体活動代謝は、運動以外にもNEAT(非運動性身体活動代謝)が含まれています。
つまり、NEATとは、寝ていたり、座っていたり、立ったり、歩いたりする運動以外の身体活動すべてを指すのですが、立つ・歩くが多いほどNEATが高まるのはお分かりですよね。そして、逆に太っている人ほど、寝る・座るが長く、NEATが明らかに低いことがわかっているのです。*1
NEATは、一つひとつはエネルギー消費は少ないものの、積み重なるとデカイ!
そこで身体の柔軟性を高めておくと、
立ったり、歩いたりが苦にならなくなるのでNEATを高めることができるのです。
ああ、なんかNEETとNEAT、似てるっ。
結論。
体の硬さと肥満。めっちゃ関係ある。
というか、体が硬いと損ばっかりだとわかりました・・・。
最近ハマっている子。声が出ちゃうほど痛気持ちいい…(いいのかな)↓
*1:A NEAT Way to Control Weight? Eric Ravussin Science Vol307,Issue5709,pp.530-531 28 January 2005