■自分史上ゆっくり働いた1年間。
フリーランスの皆さま、確定申告の季節ですね。
普段だったらとっくに終わっている時期ですが、私は終わってません。
会計事務所に頼んでいるのですけどね。コロナの影響で〆切りが伸びたこともあって余裕こかれているのかしら。
ともあれ、2020年の売上が出ました!
あれまー!!!
減額を覚悟していたのですが、ほとんど変わっておらず4桁を維持しておりました。
しかも外出が減ったので経費が激減した結果、過去最高益という結果に…。
基本、人に会わなければいけない仕事です。人に会う部分は大半はオンラインに移行しましたが、なくなった仕事も多くありました。クライアントがコロナで大打撃でなくなった仕事もありました。
だから、かなりゆるーりゆるーり、働いてきた1年間だったのです。
だのに、
必死に働いていた2018年、2019年と変わらなかったってどーゆこと…。
■心に余裕があったから、いい風を呼び込んだ
よく中小企業の社長さんや芸能人やらは験担ぎをしますよね。
神仏に頼んでみたり、縁起のいいアイテムを揃えてみたり。
昔は理解できなかったけど、フリーランスになって16年近く経った今ならわかる気がします。
仕事って風なのよ❗
風?いや、ご縁?とにかく自分にある日突然ぴゅ〜っと吹いてくるものなのです。
だから、ときどき無風状態になることもあります。あれ?って。
すげー向かい風でぐぉぉぉーーーって必死に進むこともある。
その風がいつこっちに吹いてくるかは全然わからないのです。
だから、私は2020年、自分の毎月の売上がいくらだったかを見直し、どの仕事が増えて、どの仕事がなくなったかをカウントする気はありません。だって風だから。
コロナ自粛で比較的、
心にも時間にも余裕があったから、いい仕事(風)を呼び込んだんだろうな
とだけ思うのです。
そしてこの心の余裕こそが成長のカギなんだろうなと思うのです。
■「頑張らないこと」にも意味がある
コロナ禍も良いことと悪いことがあります。
病気になったり、その病気を治す医療機関の人が大変な思いをしているのは悪いことでしょう。大事な人と以前のように会えなくなるも悪いこと。
でも、その一方で、いいことがいっぱい起きている!と私は日頃考えているのです。
だって、オンラインで仕事ができるようになった!
満員電車に詰め込まれて毎日通勤しないといけない人が以前に比べて減ったし、
育児や介護など働く時間に制約がある人も働きやすい環境になってきた。
オフィス街のランチタイムももう前みたいに並ばなくていい!
これまで夜遅くまで営業していたデパートも時短営業になった!
ディズニーランドも入場制限しているらしい!
東京一極集中が少しずつゆるんできている!
それによって割を食う業界・業種ももちろんあるのですが、
世の中で起きていることをフラット眺めると、
これってまともになってきてるじゃん!ってことがたくさんあるのも事実。
今まで異常だったよね。今まで頑張りすぎてたよね。今まで我慢しすぎていたよね。
ってこと。
母が私に最後に残してくれた言葉は「頑張りすぎないで」という言葉でした。
「あなたはいつも頑張りすぎている」「そんなに頑張らなくていいんだよ」
病室から出ていく際にそう言われ、次の日からは母と話をすることができなくなりました。そうかあ、あれがお母さんの遺言だったんだと何度も思い起こします。
頑張らないこと。
意外とそれはむずかしい。
でも、それは本当の自分のために生きるということ。
まだまだ、できてないなって思うことが日々たくさんあります。
最近、自分にやる意義があると思えない仕事を断ったことを「嫌でも頑張るべきだったか…」とウジウジ悩んでいたりもする。
でも、頑張ることよりも「頑張らないこと」のほうが尊いことも多いのです。
頑張らないことは「自分を愛する」「自分を一番にする」の同意語でもあるのです。
2021年のテーマは、頑張らずに成長する。かな。
頑張ります。いや、頑張りません(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
よろしければポチお願いします!